第一回漁村民家改修ワークショップ報告:1日目オリエンテーション~街歩き

こんにちは、地域おこし協力隊の鈴木教平です。 7/29~8/1で開催した、第一回漁村民家改修ワークショップの様子を報告しますよー! 7/29 13:30~ 全体集合 梅雨明け、晴れた日の昼下がり。 今回のワークショップに […]

こんにちは、地域おこし協力隊の鈴木教平です。
7/29~8/1で開催した、第一回漁村民家改修ワークショップの様子を報告しますよー!

7/29 13:30~ 全体集合

梅雨明け、晴れた日の昼下がり。
今回のワークショップにご参加の皆さんが、舞台となる古民家「みやか」に集合です。

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集合して早々、僕・鈴木より尾鷲市の概要と今回のワークショップの目的をご説明。

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その後、尾鷲市との共同主催者である、大手前大学・川窪教授より今後のスケジュールをご説明しました。

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その後は、参加者やスタッフ一同で円になり、皆で自己紹介です。
出身地や今回参加した想いをお話し頂きました。

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今回のワークショップのメインは、何と言っても古民家改修。
…ですが、もう一つ欠かせない要素があります。

それが「漁村暮らし」です。

このワークショップは、漁村での田舎暮らしを体験してもらいながら、古民家改修の体験も行ってもらうもの。
将来的にこの古民家「みやか」は、尾鷲市の移住体験住宅として運用する予定でもあり、ワークショップ自体も、移住促進のためのプログラムなのです。

まずは九鬼という漁村集落を、皆さんに知って頂く必要がある。
という訳で、説明会後は、九鬼のまちあるきイベントがスタートです。

7/29 15:00~ 九鬼のまちあるき

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海から少し路地に入るだけで、狭い道と密集した住宅の懐かしい街並みが広がります。

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まず訪れたのは、旧・九鬼センター(地域のコミュニティ・行政施設)の建物。
現在、センターは集落の西側、旧九鬼中学校の敷地に移転し、この建物は役目を終えました。

現在空き家になっているこの建物は、昭和の大合併前に存在した、旧・九鬼村役場でもあります。
明治時代の建築で、この辺りでは珍しい、西洋風の趣を持った建物です。
昭和19年の津波にも耐え、未だに建物がこうして残っているのは素晴らしいですね。

お次は、高台を昇って旧・九鬼小学校へ。
こちらも木造の立派な建築。
東京にありがちな、老朽した鉄筋コンクリートの校舎よりも何だか丈夫そうな気がします。

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校庭の端っこの方では、こんな風景も気軽に楽しめます。
瓦屋根の街並み、海と急峻な山々のコントラストが綺麗ですね。

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その後は道を下り、立派な古民家が建ち並ぶ街並みを通りながら「にらくら」見学へ。

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この「にらくら」という石垣の囲いは、九鬼の奇祭「にらくら祭り」に使われます。
にらくら祭りとは、毎年の大晦日、このにらくらの中に餅や米、薪を集めて燃やし、元日にはその消し炭と海水を混ぜた泥に、俵を投げつけて掛け合うという、非常に独特な祭りです。

その後はまた高台へガッシガッシと登り、地元のお寺・真巌寺の見学。
立派なご神木と、お寺から眺める九鬼の街並みが素敵です。

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そんな感じで、約1時間30分。ゆっくり九鬼の街並みを楽しんで頂きました。
皆、立派で造りの良い古民家や、古き良き街並みに関心していました。

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最後は海沿いの県道に出て、再びみやかに戻ります。
尾鷲に来て早々、起伏の激しい街並みを歩き回って、皆さんお疲れの様子。
この後は、海洋深層水のお風呂「夢古道おわせ」で一息ついた後、地元の方々と海鮮BBQです!

次回に続きます。

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