鈴木教平 さん 東京都

「まずは一度尾鷲に来て、良さを体感してみてください」

自己紹介

名前:鈴木教平
年齢:28
出身地:東京都台東区
孫ターン
簡単な経歴:明治大学卒業後、東京で不動産デベロッパー、広告代理店と勤務の後、平成28年3月より尾鷲市地域おこし協力隊に着任。

Q:尾鷲に移住したきっかけ
A:「田舎暮らしがしたかった」「起業に向けたトレーニングの場が欲しかった」という2点を達成するため、地域おこし協力隊になりたいと思ったのがきっかけでした。
尾鷲を選んだのは、母親の出身地であり以前から馴染みがあったためです。協力隊の募集について市職員に直接話を伺った際、対応や職員のビジョンが好印象だったことが決断要素になりました。

Q:はじめて尾鷲を訪れた時の印象は?
A:最初に訪れた記憶があるのは小学生の頃です。尾鷲には友達がいないので外で遊ぶこともできず、自宅からスーファミのカセットを何個か持ってきて遊ぶばかりで、つまらないという印象しか無かったです。その気持ちは社会人になって再訪するまでは続いていたので、年が経つにつれて疎遠になっていました。

Q:移住して良かったことは?
A:僕には東京より田舎暮らしの方が合っているな、と気付けたことです。尾鷲は刺身とか魚がすごく美味しいし、しょっちゅう食べられるし、食事はとても充実しています。また、東京にいた頃は毎日深夜まで働いて社畜ライフを送っていましたが、今は仕事もプライベートも余裕があり、人間らしい暮らしを満喫できています。

Q:移住して苦労したことは?
A:まずはトイレですね。東京は全て水洗トイレですが、尾鷲は下水道設備がないので汲み取りトイレが珍しくありません。簡易水洗なので臭いは無いですが、夏場はハエが湧いてしまいます。それ以外は案外便利な街なので特に無いですが、美容院なんかは東京に帰った時に行くようにしています。地元店の腕うんぬんと言うよりは気分の問題ですけどね。

Q:家族や友人の周囲の反応は?
A:応援してくれていますし、むしろ楽しみにしてくれている友人もいます。僕の友人には自分で事業を行っている人が多く、地域おこし協力隊や僕の活動自体に関心を持ってくれている印象ですね。実際、遠方の友人と組んで尾鷲で事業をする話も進んでいます。

 


Q:ぶっちゃけて尾鷲での生活はどうですか?
A:楽しく過ごせています。美味しい刺身を食べたり、釣りしたり、仕事の合間にのびのびやってます。休みの日は東京に戻ったり、熊野や奈良まで車で遊びに行くことも多いですね。

三木里ビーチ

Q:尾鷲の町の特徴は?
A: コンパクトで自転車だけでも不自由なく過ごせる街並み、海も山もある大自然に囲まれた立地、市街地と集落それぞれに個性があって面白い、といったことが特徴でしょうか。あとは、かつて「雨は尾鷲か屋久島か」なんて言われたほど雨が非常に強いです。おそらく本州では一番降水量が多い町なんじゃないでしょうかね。天気の日も多いですが、一度降るとその勢いにビックリします。

Q:尾鷲の魅力って何ですか?
A: 魚が美味しいこと、コンパクトシティで買物が便利なこと、意外と日常の買物には不便しないこと、気軽に釣りができること、気候が良いこと、ゆったりしていること、人が穏やかで優しいこと、近隣に魅力的な観光地がいっぱいあること等々です。

 

Q:地域おこし協力隊に参加したきっかけは?
A:前職の広告代理店での仕事が非常に忙しく、心身ともに疲弊してきたことから「田舎暮らしをしてみたい」と思うようになったことがきっかけです。そこから、尾鷲に遊びに行ったり、協力隊募集の話を聞きに行ったりというアクションに至って今があります。

 

Q:協力隊ではどんな活動を?
A:移住および定住のサポートをしています。自分は特に「仕事がない街に人は来ない」ということを最も深刻な課題と考えているため、収益事業の創出と仕事に関するサポートを中心に行っています。

 

Q:★尾鷲市に移住を考えている人に一言★
A:尾鷲だけではないですが、田舎暮らしがしたいと思ったら「まずは一度やってみろ」と言いたいです。確かに都会から縁のない田舎に移住するのは勇気がいることですが、実際にやってみないと何もわかりません。あなたの興味があることなら、例え怖くても一度やってみるべきだと思います。

尾鷲は暮らしやすく、食事も環境も良くて、あなたが田舎暮らしを楽しむには良いフィールドだと思います。まずは気軽に尾鷲に遊びに来てください。ご連絡を頂ければ観光や暮らしのご案内をしますので。

一緒に魚で宴会しましょう!!

地域おこし協力隊インタビューはこちら

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