九鬼廻るプロジェクト始動【イベント参加者募集】
九鬼にあるさまざまな魅力を細い路地を廻るように辿り、対話を通して受け継ぎ残していきたい。
九鬼で廻って、九鬼から廻っていく。 「九鬼廻る」プロジェクト第1回目のイベントを開催いたします。
九鬼町で暮らし始めて1年半が経ちました。 地域おこし協力隊として3年が経とうとしている今、これからも九鬼のまちで暮らしていきたい。 九鬼ならではの街並みや歴史や文化、人々の暮らしを残していきたいと思うようになりました。
自然から産業が生まれ、地形に寄り添って人が移り住み、町ができて暮らしや文化ができる。 九鬼が九鬼らしさを保ったまま今も在り続けているということは、かつての人々が守り受け継いできた証拠だと思います。
これらの当たり前にある素晴らしさを、ちゃんと伝えていきたい。 九鬼にあるさまざまな魅力を細い路地を廻るように辿り、対話を通して受け継ぎ残していきたい。
九鬼で廻って、九鬼から廻っていく。 「九鬼廻る」プロジェクト第1回目のイベントを開催いたします。
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◾️1日目 ー空間を読み解き、暮らしを知るー
九鬼をこよなく愛している建築学者下田氏によるまち歩きを開催いたします。 下田氏は大学で講師を務めながら九鬼に通い続けて12年目。 九鬼に片想いをし、誰よりも楽しそうに案内する下田氏のまち歩きは、2時間以上もかけて小さな漁村を練り歩きます。
何百もの漁村に訪れた下田氏が、ずっと九鬼に魅了され続けているその理由を、まち歩きを通して空間から読み解いていきましょう。
◾️2日目 ー木材(自然)と民家の変遷を知り、自然と人(暮らし)の在り方を考えるー
有限会社 小川耕太郎♾️百合子社による 「自然素材を使った古民家や家具の”蘇り体験”のワークショップ」を開催いたします。
かつてより自然と共に生きてきた九鬼町。 尾鷲市内の漁村集落で、今も市場がちゃんと機能しているのは九鬼町だけであり、 今も年間3万尾もの鰤が水揚げされ、漁場近くの山は「魚付き保安林」として大事に守られています。 自然と町と人が全て密接に関係している暮らしの中で、一体どんな素材を選び 何を選択することで持続的な暮らしの循環に繋げていけるのか。
九鬼という町の民家に触れながら、「自然素材を使ったメンテナンス方法」を小川社に学び、 みんなで一緒に手を動かしていくことで未来への繋ぎ方を考えていきましょう。
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▼概要
*日時:
5月17日(土)14:00〜16:00
5月18日(日)10:00〜17:00
*場所:三重県尾鷲市九鬼町
*参加費:3,000円(ランチ付き)
*持ち物:歩きやすい靴、動きやすく汚れても良い服
*宿泊費:一人3,500円/泊〜
*宿泊場所:町内宿泊施設(男女別相部屋)
※個室をご希望の場合は各自でご予約をお願い致します。
*定員:10名
▼タイムスケジュール
◾️5月17(土)
14:00〜 建築学者 下田氏による九鬼まち歩き
17:00〜 解散・チェックイン
18:00〜 こつまみバル(尾鷲市街地) ※任意
◾️5月18日(日)
10:00〜 移住体験住宅「みやか」集合
10:30〜 趣旨説明/自己紹介/有限会社 小川耕太郎♾️百合子社によるメンテナンスWS
13:15〜 イタリアン料理「食堂 アメイル」にてランチ
15:00〜 WS再開 17:00〜 質問・解散
▼予約フォーム
https://forms.gle/KxuxR9rNSRtW5HZM9
船のエンジン音がかすかに響く夜明け前。 汽笛が聞こえてくると、今日はどんな色の大漁旗が上がっているのか?と町中が心を躍らせ帰ってくる船を待ち侘びています。 それだけ、この町にとっては漁業と暮らしと自然が身近にあることを意味しています。
堤防のない九鬼の海はいつも穏やかで、覗き込むと海底を臨むことが出来るほどに透き通っています。 いくつもの時代を経て、今こうして残っている”九鬼らしさ”を一つ一つ丁寧に紐解いていくことで、 これからのまちの在り方、残し方を考えていけるのではないかと思います。
どこの町にもそれぞれのストーリーがあり、それ自体が価値であり何よりの魅力である。
これからの未来への紡ぎ方、さまざまな移住のカタチを一緒に模索して下さる方のご来訪をお待ちしております。