第二回漁村民家改修ワークショップ報告:1日目
こんにちは、地域おこし協力隊の鈴木教平です。 7月に開催した第一弾のワークショップに引き続き、9/17(土)~9/19(月祝)にて、第二弾を開催しました! まずは、初日のレポート記事を書きたいと思います。 […]
こんにちは、地域おこし協力隊の鈴木教平です。
7月に開催した第一弾のワークショップに引き続き、9/17(土)~9/19(月祝)にて、第二弾を開催しました!
まずは、初日のレポート記事を書きたいと思います。
今回行う作業は、「漆喰塗り」「外壁作り」「洗面所改装」「障子張り」「トタン壁塗装」の5つ。
新規参加者・2回目参加者合わせて計15名が、それぞれの作業に分かれて汗を流して行きます。
初日は、「外壁作り」「障子張り」「トタン壁塗装」の3つを行いました。
外壁作り班
まずは外壁班から。
古民家「みやか」の入口となる箇所ですが、以前は土壁が崩落しかかっていました。
なので、一旦土壁を取り払い、新たに壁を作っていきます。
まずは壁面の採寸をして、土台となる木材とパネルをその大きさに切りだしていきます。
切った木で土台を組み立てました。
そこにパネルをはめ込みます。
さすがに一回でははまらず、ノコギリでサイズの微調整を何度も行いました。
翌日には、このパネルの上から漆喰を塗り、綺麗な壁を作り上げる作業に移っていきます。
障子張り
会場となる古民家は立派で広く、その分ふすまも多い。
大量に積み上げられたふすまに、地道に障子紙を張りまくっていきます。
最初は枠への糊付けから。
少なくてもいけませんが、多すぎると枠からはみ出てしまい、仕上がりが格好悪くなってしまいます。
絶妙な塩梅を意識して、全体に糊付けをして行きます。
糊付けが終わったら、いよいよ障子紙を張っていきます。
これが意外と難しくて、少しよれただけで紙は波打ってしまいます。
二人がかりで慎重に、紙をピンと張りながらくっつけて行きます。
まずはこれをひたすら繰り返していきます。
この作業は、明日まで続く。。。
トタン壁班
トタン壁の塗装は、残念ながら悪天候のため中止になってしまいました。
雨が降ると、どうしてもペンキが塗れないので…
しかし、事前準備は途中まで行うことが出来ました。
担当して下さった皆さん、お疲れ様でした。
庭と小川を隔てるトタン壁にまずは着手。
古いピンク色のペンキを、タワシやヘリでガリガリと落として行きます。
写真左側の部分が、古いペンキをはがした跡。
トタン本来のシルバーが浮き出ていますね。
今後、よりしっかりとペンキを落とし、新しいペンキの塗装・補修などが出来ればと考えています。
夜は地元の人々とBBQパーティー
はい、今回もやりますよBBQパーティー。
今回は何と、尾鷲の新鮮な海鮮だけじゃなく、牛肉、ホルモン、獲りたての鹿肉も参戦!
田舎の美味しさ満点のBBQですな。
さらに、今回は前回のワークショップで作ったピザ窯で、ピザも焼きます。
女性陣はDIY作業を中断し、ピザの下準備に入りました。
さらに今回は、網干場で魚捌きなどの調理を担当する方の計らいで、干物作り体験も行いました!
下処理済みの新鮮なカマスを二枚開きに加工し、塩を振って一夜干しにする準備を行います。
まずはお手本。エラの付け根に切れ目を入れてから、背中の真中に包丁を入れ、背骨に沿って切り開きます。
黙々と作業中…
慣れない手つきながらも綺麗に二枚開きにして、塩を振りかけて行きます。
完成。こんな感じで一夜干しにして、明日の朝食に焼いて頂きます。
さて、BBQの準備は他にも進んで行きます。
さて、準備が完了したら、すっかり空も暗くなってきました。
さあさあ、早く乾杯して食べ飲みまくりましょう。
ジビエ職人は、自ら獲った鹿を自ら精肉し、自ら焼いて皆に振る舞います。
その手つきはまさしくプロ。僕も漁師免許が欲しくなりました。
…あなた本当に公務員ですか?
牛肉も魚もドーンと焼いていきます。
尾鷲の肉屋はなかなか良い肉を扱っているので、カルビやらホルモンやら、どれも美味いです。
松阪に近い街なだけあって、松阪牛の基準に満たない和牛が安く買えるのかも知れません。
今回の主役、ピザもガンガン焼いていきます。
思いのほかすぐに火が通るんですねぇ…すごい熱気です。
地元のお子さんにもピザは評判です。
皆も楽しくお酒を飲みながら、肉や魚やとワイワイ盛り上がっております。
こうして賑やかな九鬼の夜は更けて行きます。
BBQが終わった後は、みやかの室内で二次会。
地元の方々、参加者、スタッフが入り混じって、楽しく酒を飲み交わしました。
…深夜まで。マジかよ。
DIY作業は明日が本番。
皆美味いもの食って体力付いたと思うので、ガッツリ頑張ってもらいましょう。
次回に続きます。